秋田ふきのとう県民運動とは
自殺対策基本法が平成18年に施行されてから、4年が経過しようとしています。それまで、自殺は個人の問題であり、他人がとやかく干渉すべきではないという風潮がありました。しかし、自殺の背景には失業や多重債務等の経済・生活問題、病気の悩みなどの健康問題、介護等の家庭問題など様々な問題があり、基本法には自殺対策は社会的な取組として実施しなければならないこと、関係する者の相互の密接な連携の下に実施されなければならないことと明記しております。
秋田県ではここ十数年全国でも自殺率が高い状況にありますが、昭和30年頃は全国と比較するとむしろ低い状態でありました。必ずしも経済的には豊かではなかったと思いますが、そこには確かな地域の絆があったと感じます。地域のつながりの希薄化に加え、昨今の厳しい経済雇用情勢により、心のゆとりがなくなり自殺者の増加が懸念されております。

秋田ふきのとう県民運動は、県民、自殺予防に関わる民間団体、医療・福祉・教育・法曹・大学・行政等の関係者が、自分たちのできることから具体的に行動を起こし、地域の絆と適切なアドバイスやサポートにより、安心して生活できる地域づくりを目指し、次のことを実行していきます。

県民の誰もが、秋田に生まれ、秋田に住んでよかったと思えるよう、この大会に集う一人ひとりが、今ここから行動していくことを宣言します。

平成22年9月18日 自殺対策基本法が平成18年に施行されてから、4年が経過しようとしています。それまで、自殺は個人の問題であり、他人がとやかく干渉すべきではないという風潮がありました。しかし、自殺の背景には失業や多重債務等の経済・生活問題、病気の悩みなどの健康問題、介護等の家庭問題など様々な問題があり、基本法には自殺対策は社会的な取組として実施しなければならないこと、関係する者の相互の密接な連携の下に実施されなければならないことと明記しております。
秋田県ではここ十数年全国でも自殺率が高い状況にありますが、昭和30年頃は全国と比較するとむしろ低い状態でありました。必ずしも経済的には豊かではなかったと思いますが、そこには確かな地域の絆があったと感じます。地域のつながりの希薄化に加え、昨今の厳しい経済雇用情勢により、心のゆとりがなくなり自殺者の増加が懸念されております。
秋田ふきのとう県民運動は、県民、自殺予防に関わる民間団体、医療・福祉・教育・法曹・大学・行政等の関係者が、自分たちのできることから具体的に行動を起こし、地域の絆と適切なアドバイスやサポートにより、安心して生活できる地域づくりを目指し、次のことを実行していきます。

県民の誰もが、秋田に生まれ、秋田に住んでよかったと思えるよう、この大会に集う一人ひとりが、今ここから行動していくことを宣言します。

平成22年9月18日

[マークについて]

ふきのとうマーク
AKITAのAの中に、シンボルマークのふきのとうを入れ、秋田県全体でこの運動に取り組んでいる姿勢を表現しました。

[実行委員会役員]
会長 一般社団法人 秋田県医師会/メンタルクリニック秋田駅前 院長
稲村 茂
副会長 社会福祉法人 秋田県社会福祉協議会  常務理事 須田 広悦
秋田・こころのネットワーク  会長 三浦 幹也
一般社団法人 秋田県薬剤師会  副会長 石場 加奈栄
会長補佐 心といのちを考える会   会長 袴田 俊英
事務総長 特定非営利活動法人 蜘蛛の糸  理事長 佐藤 久男
幹事 精神保健福祉ボランティア「れもんの会」
秋田県 民生児童委員協議会
社会福祉法人 秋田市社会福祉協議会
株式会社 秋田魁新報社
特定非営利活動法人 秋田いのちの電話
公益財団法人 秋田県老人クラブ連合会
公益社団法人 秋田県看護協会
一般社団法人 秋田経済同友会
一般社団法人日本産業カウンセラー協会東北支部
秋田県 地域婦人団体連絡協議会
湯沢市傾聴ボランティアつながる手の会
はまなすネットワークのしろ
ホットハート由利
メンタルハート八郎潟
秋田・こころのネットワーク
秋田県臨床心理士会
よこて和生の会
傾聴ボランティア「絆の会」
監事 秋田市生きる支援ネットワーク
精神保健福祉ボランティアグループあおさぎ
顧問 秋田県知事 佐竹 敬久
「秋田大学自殺予防総合研究センターセンター 長尾野 恭一 氏