活動報告
令和5年4月〜

「秋田県いのちの日に関わる自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。
日付:令和6年3月1日(金)
場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」
「秋田県いのちの日」(3月1日=『ミンナノイノチ』と制定)に合わせて毎年行っている3月の街頭キャンペーンを、今年は1日にJR秋田駅東西連絡自由通路<ぽぽろーど>にて実施いたしました。
今回は、佐竹秋田県知事、秋田市柿﨑副市長、伊藤秋田市保健所長、東日本旅客鉄道株式会社橋本秋田駅長、秋田大学自殺予防総合研究センター尾野センター長をはじめ、「秋田県議会自殺予防対策議員連盟」の議員および「秋田市自殺対策を考える議員の会」の議員、県・秋田市職員、JR秋田駅職員、ボランティア、民間団体の約50人の方が参加されました。朝7時台から通勤通学で秋田駅をご通行される方に、自殺予防に関するパンフレット、相談会チラシ、PR用ティッシュなどを手渡しながら、「県民の一人の『いのち』は県民みんなの『いのち』です」「あなたの一言が大切な人の命を守ります」と呼びかけ、自殺予防への協力および命の大切さを訴えました。
また、このキャンペーンのほか、秋田県内ではこの後、マスメディア等による自殺予防の普及啓発、相談会などの自殺予防活動が実施されます。
「令和5年度自殺予防新春フォーラム」を行いました。
日付:令和6年2月10日(土)
場所:秋田県JAビル 7階 大会議室
コロナ禍の影響で増加が続いていた県内の自殺者数が2年ぶりに前年を下回ったものの、その半数近くを占める高齢者の自殺率が高止まりしていることから、高齢者の支援をテーマにフォーラムを開催いたしました。
稲村 茂 会長の開会挨拶の後、市立秋田総合病院精神科科長の内藤信吾先生から、「高齢者のうつについて」というテーマでご講演いただきました。
スライドを使ってのお話の後、コーディネーターの稲村 茂 様(メンタルクリニック秋田駅前 院長)との対談形式で、補足説明や意見交換などが行われました。
後半は、高齢者の方の支援に取り組む皆さまにご登壇いただき、「高齢者の生きがいと健康づくり」というテーマで活動発表を行っていただきました。下記にご紹介いたします。(当日発表順)
・秋田県老人クラブ連合会 若手委員会委員長  髙橋 範夫 氏
・御所野地域包括支援センターけやき 包括・在介協会長  阿部 公一 氏
・秋田県看護協会 訪問看護ステーションあきた 部長  菊池 富貴子 氏  

三名の方に発表いただいた後、コーディネーターを務めていただいた秋田県薬剤師会副会長 石場 加奈栄 様より総括のコメントをいただきました。
◆「自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。
日付:令和5年12月1日(金)
場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」
2001年に国が自殺予防運動の日として定めた「いのちの日」(12月1日)に合わせて毎年行っている12月の街頭キャンペーンを、今年度も実施いたしました。
今回も、神部副知事、柿﨑秋田副市長はじめ、県・秋田市議会議員、県・秋田市職員、ボランティア・民間団体の他、東日本旅客鉄道㈱橋本秋田駅長と職員の皆さま等、約50人が参加されました。朝7時から通勤通学で秋田駅前をご通行される方2,000人の方に、「県民の一人の“いのち”は県民みんなの“いのち”です」「あなたの一言が大切な人の命を守ります」と声をかけながら、自殺予防に関するパンフレットや相談会チラシ、PR用ティッシュ等を配布し、相談窓口の周知と自殺予防への協力を呼びかけました。
◆秋田ふきのとう県民運動実行委員会 総会を行いました。
日付:令和5年11月11日(土)
場所:秋田県社会福祉会館
第14回目となる、秋田ふきのとう県民運動大会を「秋田県社会福祉会館」(秋田市)において開催しました。
はじめに、開会の言葉を秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 須藤 広悦より申し上げ、続いて当実行委員会 会長 稲村 茂 より、開会の挨拶を申し上げました。
ご来賓には、秋田県副知事 神部 秀行様、秋田大学自殺予防総合研究センター センター長 尾野 恭一様、秋田市保健所 所長 伊藤 善信様、秋田県議会自殺予防対策議員連盟会長 北林 丈正様 にお越しいただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
 その後は基調講演として、一岩手県医科大学 医学部 神経精神科学講座/災害・地域精神医学講座 教授 大塚耕太郎様にご登壇いただき、「岩手の自殺予防活動の進展と心がけていること」というテーマでお話いただきました。
その後、コーディネーターのメンタルクリニック秋田駅前院長 稲村 茂様との対談を行っていただきました。
後半は、「民・学・官・報連携トーク:『民・学・官・報』連携による自殺予防の提言」というテーマで、以下の方々による活動報告と対談を行いました。
コーディネーター:一般社団法人秋田県薬剤師会 副会長 石場 加奈栄 氏
パ ネ リ ス ト :
心といのちを考える会 会長 袴田 俊英 氏
秋田大学自殺予防総合研究センター 特任助教 岩澤 敦史 氏
秋田県健康福祉部 次長 石井 正人 氏
秋田魁新報社社会部 次長 高橋 さつき 氏

 最後に秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 三浦 幹也より、閉会の挨拶を申し上げ、全プログラムを終了いたしました。
◆「自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。
日付:令和5年9月12日(火)
場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」
世界保健機関(WHO)が定めた世界自殺予防デー(9月10日)と、国内の10日~16日までの自殺予防週間に合わせ、全県一斉の自殺予防街頭キャンペーンを実施しました。今回も、神部副知事、柿﨑秋田副市長はじめ、県・秋田市議会議員、秋田大学自殺予防総合研究センター、県・秋田市職員、ボランティア・民間団体の他、東日本旅客鉄道㈱橋本秋田駅長と職員の皆さまに参加いただき、朝7時から通勤通学で秋田駅前をご通行される約2,000人の方に、自殺予防に関するパンフレットやPR用ティシュなどを手渡し情報の提供と自殺予防への協力および命の大切さを訴えました。今年の1月から6月までの県警発表による自殺者数は前年に比べて減少しておりますが、さらなる減少に向けて自殺予防運動の取組みを続けてまいります。
◆秋田ふきのとう県民運動実行委員会 総会を行いました。
日付:令和5年6月14日(水)
場所:秋田県JAビル 7階 大会議室
稲村茂会長の開会挨拶の後、秋田県健康福祉部 保健・疾病対策課 課長 渋谷 清美様からもご挨拶をいただきました。
その後、議題に入り、令和4年度事業及び決算報告、令和5年度活動方針案・収支予算案について説明し、それぞれ可決承認されました。また、稲村会長より、秋田大学自殺予防総合センターとの連携について、報告がありました。
総会終了後、研修講座として、「ゲートキーパー養成講座の趣旨と具体的な役割」というテーマで、講演を行いました。
講師は、一般社団法人秋田県医師会・メンタルクリニック秋田駅前 院長の稲村 茂氏、特定非営利活動法人秋田いのちの電話 副理事長 阿部 恒夫氏のお二方にご登壇いただきました。
前半、稲村氏から、演台の通りお話をいただいた後、阿部氏による昨年度のテキストを使っての「ゲートキーパー養成講座」を会場の皆さんに受講いただきました。最後に、自分のことを話してホッとする体験をするワークショップを行い、それぞれ感想をいただいて終了いたしました。

以上の内容の議案、研修をもって令和5年度総会を終了いたしました。
◆緊急自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。
日付:令和5年5月24日(水)
場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」
例年、自殺予防デーがある9月と12月と3月に実施している自殺予防街頭キャンペーンですが、昨年末より秋田県内で自殺者が大幅増加していることを受けて、緊急の自殺予防街頭キャンペーンを実施いたしました。今回は、神部副知事、穂積秋田市長はじめ、県・秋田市議会議員、秋田大学自殺予防総合研究センター、県・秋田市職員、ボランティア・民間団体の皆さまに参加いただき、朝7時から通勤通学で秋田駅前をご通行される方に、自殺予防に関するパンフレットやPR用ティシュなどを手渡し、県民への情報提供と自殺予防への協力を呼びかけました。 また、この自殺予防緊急街頭キャンペーンは全県一斉で行われ、全県各地で命の大切さを訴える一日となりました。