活動報告
令和5年3月←平成31年


「秋田県いのちの日に関わる自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。

日付:令和5年3月1日(水) 場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」

「秋田県いのちの日」(平成22年秋田ふきのとう県民運動設立時に、3月1日を『ミンナノイノチ』と決めました)に関わる街頭キャンペーンをJR秋田駅東西連絡自由通路<ぽぽろーど>で、朝の7時台に実施しました。
今回は、佐竹秋田県知事、秋田市鎌田副市長、東日本旅客鉄道株式会社 橋本秋田駅長、佐藤副長はじめ、「秋田県議会自殺予防対策議員連盟」の議員および「秋田市自殺対策を考える議員の会」の議員、県・秋田市職員、JR秋田駅職員、ボランティア、民間団体の約36人の方が参加されました。「ふきのとうホットライン相談窓口一覧」、「総合相談会」など、自殺予防に関するパンフレット、相談会チラシ、PR用ティッシュなど1,500人の通行客に手渡して、県民の一人の「いのち」は県民みんなの「いのち」です「あなたの一言が大切な人の命を守ります」と呼びかけ、自殺予防への協力および命の大切さを訴えました。
また、このキャンペーンのほか、「秋田県いのちの日」に関連して、県内各市町村や保健所および民間の自殺予防団体主催による街頭キャンペーン、相談会などの自殺予防活動が実施されます。

「自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。

日付:令和4年12月14日(水) 場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」

自殺予防運動の日として国が「健康日本21」に定めた「いのちの日」(12月1日)に合わせて毎年行っている12月の街頭キャンペーンを14日、JR秋田駅東西連絡自由通路<ぽぽろーど>で、朝の7時台に実施しました。
今回は、神部秋田県副知事、秋田市鎌田副市長、東日本旅客鉄道株式会社 橋本秋田駅長、佐藤副長はじめ、「秋田県議会自殺予防対策議員連盟」の議員および「秋田市自殺対策を考える議員の会」の議員、県・秋田市職員、JR秋田駅職員、ボランティア、民間団体の約45人の方が参加されました。「ふきのとうホットライン相談窓口一覧」、「総合相談会」など、自殺予防に関するパンフレット、相談会チラシ、PR用ティッシュなど1,500人の通行客に手渡して、県民の一人の「いのち」は県民みんなの「いのち」です「あなたの一言が大切な人の命を守ります」と自殺予防への協力を呼びかけました。
このほか県内各地において年末にかけ、各市町村・保健所主催のほか自殺予防団体主催による街頭キャンペーンや相談会などが実施されます。

令和4年度「心はればれゲートキーパー養成講座」実施報告
当実行委員会では、県の委託事業として令和4年度も「心はればれゲートキーパー養成講座」を開催いたしました。

「ゲートキーパー」とは、
□ 家族、友人、近隣の知り合い、職場の同僚・仲間など、身近な人の変化や悩みに気づき、声をかけてみて、必要な支援につなげていく役割をもちます。
□ 特別な資格は必要なく、身近な人を見守るボランティアです。
受講者には支援につかうための「ゲートキーパーカード」と「ゲートキーパーリング」をお渡しして活動のツールとしています。

■ 令和4年度 開催実績 ■
令和4年10月5日~令和5年2月7日までの期間に計18回開催
うち、県内9保健所管内にて各1回ずつ、計9回の開催で132名が受講
出前講座の要望があった市町村・民間団体・企業等で計9回開催、241名が受講
全19回の開催で、373名の方が本講座を受講されました。
  
今年度は新たな試みとして、保健所管内での講座のみ、精神科医による講話を組み込みました。メンタルヘルスに関する知識を伝えるのみならず、各地域での「つなぎ先」や「受診先」としての精神科の存在を周知することができました。
また、長期化するコロナ禍への対応として、昨年に引き続き、保健所管内で実施する講座を全て会場とオンラインのハイブリッド形式で行いました。
出前講座では、市町村職員を対象とした講座の他、当団体の会員団体の皆さまの研修会としての実施もありました。(北秋田市、羽後町、鹿角市、潟上市、秋田市、湯沢市、男鹿市、八郎潟町にて開催)

※ 出前講座ではご要望いただいた市町村・民間団体・企業等へお伺いして、講座を開催いたします。
   関心のある方はぜひ一度、お問い合わせください。
※ 「Zoom」を用いたオンラインでの講座開催も可能ですので、ご相談ください。

お互いに助け合える、誰もが安心して暮らせる地域を目指して、
「心はればれゲートキーパー養成講座」について学び、行動してみませんか。
次年度も開催日が決まりましたら、新聞・チラシ等でご案内申し上げます。

「令和4年度自殺予防新春フォーラム」を行いました。
主催:秋田ふきのとう県民運動実行委員会

日付:令和5年2月4日(土) 場所:秋田県JAビル 8階 大会議室

 

コロナ禍が長期化し、自殺者が増加している中で、自殺予防につながる環境づくりを考えるフォーラムを開催いたしました。

稲村 茂 会長の開会挨拶の後、秋田県内で自殺予防活動に取り組む皆さまから「ほっとできる居場所で支える」というテーマで活動報告を行っていただきました。下記にご紹介いたします。(当日発表順)

・『特定非営利活動法人秋田心の健康福祉会 心の自由空間ユックリン』

事務局長 阿部 文博 様

・『メンタルハート八郎潟』 代表 齋藤 志郎 様

・『よこて和生の会』 会長 小棚木 律子 様

三名の方に発表いただいた後、コーディネーターを務めていただいた般社団法人秋田県薬剤師会常務理事 石場 加奈栄 様より総括のコメントをいただきました。

後半は、警察医としても活動されている医療法人横手胃腸科クリニック院長 高橋 正樹様から、「警察医の現場からの報告」というテーマでご講演いただきました。

スライドを使ってのお話の後、コーディネーターの稲村 茂 様(メンタルクリニック秋田駅前 院長)との対談形式で、補足説明や意見交換などが行われました。

「令和4年度 秋田ふきのとう県民運動大会」を行いました。
日付:令和4年11月12日(土) 場所:秋田県JAビル 9階 コンベンションホール 第13回目となる、秋田ふきのとう県民運動大会を開催し、93名の方にご参加いただきました。
はじめに、開会の言葉を秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 三浦 幹也 より申し上げ、続いて当実行委員会 会長 稲村 茂 より、開会の挨拶を申し上げました。
ご来賓には、秋田県副知事 神部 秀行 様、秋田市保健所 所長 伊藤 善信 様、秋田県議会自殺予防対策議員連盟会長 近藤 健一郎 様 にお越しいただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
 その後は基調講演として、一般社団法人日本自殺予防学会理事長・日本自殺予防センター長、一般社団法人日本うつ病センター副理事長・同付属六番町メンタルクリニック院長の帳 賢徳 様にオンラインでご登壇いただき、「みんながゲートキーパー~自殺予防ゲートキーパーの役割について~」というテーマでお話いただきました。
その後、帳 賢徳 様、コーディネーターのメンタルクリニック秋田駅前院長 稲村 茂 様、指定討論者の地方独立行政法人市立秋田総合病院精神科科長 内藤 信吾 様の三名による対談を行っていただきました。
後半は、「民・学・官・報連携トーク:コロナ禍と有機的連携による自殺予防活動のこれから」というテーマで、以下の方々による活動報告と対談を行いました。
コーディネーター:心といのちを考える会 会長 袴田 俊英 氏
パ ネ リ ス ト :NPO法人蜘蛛の糸 理事長 佐藤 久男 氏
秋田大学医学系研究科 准教授
秋田大学自殺予防総合研究センター 副センター長 佐々木 久長 氏
秋田県健康福祉部 次長 石川 修 氏
秋田魁新報社総合編集本部 文化部 次長 三浦 ちひろ 氏

 最後に秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 石場 加奈栄 より、閉会の挨拶を申し上げ、全プログラムを終了いたしました。

秋田ふきのとう県民運動実行委員会 総会を行いました。
 

日付:令和4年7月27日(水) 場所:秋田県JAビル 7階 大会議室
佐藤久男会長の開会挨拶から始まり、秋田県健康福祉部 保健・疾病対策課 政策監である鎌田 理香子様からもご挨拶をいただきました。
議題に入り、令和3年度事業及び決算報告に続いて、令和4年度活動方針案・収支予算案、令和4年度役員の改選について説明し、それぞれ可決承認されました。
議案終了後、研修講座として、「こうして私は悩んでいる相談者を支援しました」というテーマで対談を行いました。
コーディネーターは、一般社団法人秋田県医師会・メンタルクリニック秋田駅前 院長の稲村 茂氏、特定非営利活動法人秋田いのちの電話 相談員 朝日和博氏、一般社団法人日本産業カウンセラー協会東北支部秋田県運営部小西協平氏、特定非営利活動法人蜘蛛の糸事務局次長鎌田悠香子氏の3名に対談いただきました。
それぞれの団体が取り組んでいる相談業務の現場の様子をリアルにお話しいただく貴重な機会となりました。
以上の内容の議案、研修をもって令和4年度総会を終了いたしました。

令和3年度「心はればれゲートキーパー養成講座」実施報告
  当実行委員会では、県の委託事業として令和3年度も「心はればれゲートキーパー養成講座」を開催いたしました。

「ゲートキーパー」とは、
□ 家族、友人、近隣の知り合い、職場の同僚・仲間など、身近な人の変化や悩みに気づき、声をかけ、必要な支援につなげていく役割をもちます。
□ 特別な資格は必要なく、身近な人を見守るボランティアです。
受講者には支援につかうための「ゲートキーパーカード」と「ゲートキーパーリング」をお渡しして活動のツールとしています。

■ 令和3年度 開催実績 ■
令和3年6月8日~令和4年3月13日までの期間に計15回開催
うち、県内7保健所管内にて各1回ずつ、計7回の開催で113名が受講
出前講座の要望があった市町村・民間団体・企業等で計8回開催、346名が受講
全15回の開催で、459名の方が本講座を受講されました。
   今年度の出前講座では、北秋田市の民生委員、大館市の福祉員の方の研修会の中で「心はればれゲートキーパー養成講座」を行いました。また、昨年に引き続き、秋田大学医学部医学科生向けにもzoomを用いたオンライン講義として、同講座を実施いたしました。
今年度は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、保健所管内で実施する講座を全て会場とオンラインのハイブリッド形式で実施いたしました。
他、市町村職員を対象とした講座の実施(八峰町、大潟村、潟上市、男鹿市にて開催)、当団体の会員の皆様を中心に呼びかけ、オンラインをメインとしたハイブリッド型の講座も行いました。
※出前講座ではご要望いただいた市町村・民間団体・企業等へお伺いして、講座を開催いたします。
   関心のある方はぜひ一度、お問い合わせください。
※「Zoom」を用いたオンラインでの講座開催も可能ですので、ご相談ください。
お互いに助け合える、誰もが安心して暮らせる地域を目指して、 「心はればれゲートキーパー養成講座」について学び、行動してみませんか。 今年度も開催日が決まりましたら、新聞・チラシ等でご案内申し上げます。

「インターナショナルフォーラム」を行いました
  主催:秋田ふきのとう県民運動実行委員会
日付:令和4年2月9日(水)
 場所:秋田県社会福祉会館 9階 第3会議室
秋田ふきのとう県民運動実行委員会では、全国的に類例のない民間主導型の「秋田モデル」を世界に発信することを目的に、初めて海外の登壇者を迎えてのインターナショナルフォーラムを開催いたしました。
佐藤 久男会長の挨拶の後、秋田大学大学院医学系研究科教授 野村恭子先生による基調スピーチ、海外の登壇者の方を交えてのシンポジウムを行いました。

<基調スピーチ>
「COVID-19パンデミックのうつ病に対する1年間の経済的影響と   日本の大学生における自殺念慮と症状について」
講師:野村 恭子 氏(秋田大学大学院医学系研究科 教授/医学博士)

<シンポジウム>
テーマ:「コロナブルーと自殺対策のこれから」
コーディネーター:ロザリン・ヨン 氏(秋田大学大学院医学系研究科 助教)
登壇者:
[韓国] キム・ドユン 氏(南ソウル大学兼任教授/NPOマウムドゥレ代表)
    [香港] ポー・ウオン 氏 (香港大学/民間自殺予防団体連盟)
   [日本] 稲村 茂 氏(メンタルクリニック秋田駅前 院長)
       佐藤 久男 氏(特定非営利活動法人蜘蛛の糸 理事長)

今回のフォーラムは、海外の登壇者をお迎えすることと、新型コロナウィルス感染拡大状況を鑑み、会場とオンラインのハイブリッド形式で実施いたしました。特にオンラインでは沢山の方にご参加いただくことができました。
「自殺予防街頭キャンペーン」を行いました
  日付:令和3年12月15日(水)
場所:秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」
自殺予防運動の日として国が「健康日本21」に定めた「いのちの日」(12月1日)に合わせて毎年行っている12月の街頭キャンペーンですが、今回は新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、規模を縮小して実施いたしました。秋田県、秋田市の職員の皆さま、あきたふきのとう県民運動の役員の皆さまにも参加いただき、朝7時から通勤通学で秋田駅前をご通行される方1,000人の方に、自殺予防に関するパンフレットやPR用ティシュなどを手渡し、県民への情報提供と自殺予防への協力を呼びかけました。
 このほか県内各地において年末にかけ、各市町村・保健所主催のほか自殺予防団体主催による街頭キャンペーンや相談会などが実施されます。
「令和3年度 秋田ふきのとう県民運動大会」を行いました。
  日付:令和3年11月13日(土) 場所:秋田市文化会館 5階 大会議室
 第12回目となる、秋田ふきのとう県民運動大会を開催し、約100名の方にご参加いただきました。
はじめに、開会の言葉を秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 佐藤 寿美 より申し上げ、続いて当実行委員会 会長 佐藤 久男 より、開会の挨拶を申し上げました。
ご来賓には、秋田県副知事 神部 秀行 様、秋田市保健所 所長 伊藤 善信 様、秋田県議会自殺予防対策議員連盟会長 近藤 健一郎 様 にお越しいただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
 その後は基調対談に移り、「コロナ禍の現状とこれから」のテーマで、一般社団法人秋田県医師会うつ病対策・自殺予防対策委員会委員長/メンタルクリニック秋田駅前院長の       稲村茂 氏と、秋田大学医学部附属病院 感染制御部 准教授・部長の嵯峨 知生 氏のお二人のご講演と、その後対談を行っていただきました。
後半は、「民・学・官・報連携トーク:コロナ禍での有機的連携をどう進めるか」というテーマで、以下の方々による活動報告と対談を行いました。
コーディネーター:心といのちを考える会 会長 袴田 俊英 氏
パネリスト :
  NPO法人蜘蛛の糸 理事長 佐藤 久男 氏
 秋田大学医学系研究科 准教授
 秋田大学自殺予防総合研究センター 副センター長 佐々木 久長 氏
 秋田県健康福祉部 次長 伊藤 淳一 氏
 秋田魁新報社総合編集本部 社会部 次長 三浦 ちひろ 氏
アドバイザー:いのち支える自殺対策推進センター センター長 本橋 豊 氏
 最後に秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 三浦 幹也 より、閉会の挨拶を申し上げ、全プログラムを終了いたしました。
「コロナ禍における若者支援フォーラム」を行いました。
主催:秋田ふきのとう県民運動実行委員会
日付:令和3年9月15日(水)
場所:秋田県ゆとり生活創造センター「遊学舎」
本年度は、コロナ禍で経済的困窮、生きづらさを抱える若者の現状や支援について考えるフォーラムを開催いたしました。
佐藤久男会長の挨拶の後、秋田大学大学院医学系公衆衛生学講座助教のヨン、キム、フォン・ロザリン氏から、自身の活動事例も交えつつ「若者の生きづらさは何か」というテーマでお話いただきました。
続いて、ロザリン氏が代表を務めるNPO法人光希屋(ひきや)スタッフによる体験発表と、同法人の活動について紹介いただきました。
その後のパネルディスカッションでは、NPO法人蜘蛛の糸相談員の鎌田悠香子氏をコーディネーターに、若者や女性への支援活動を行う団体の活動報告を行っていただきました。下記にご紹介いたします(当日発表順)。
・HKJばっけの会 加藤 清志郎 氏
(引きこもりを経験している家族や当事者の自助グループ)
・NPO法人ここはぐ代表 田嶋 麻貴子 氏
(産前・産後ケアを主とした女性や家族の支援活動)
・一般社団法人あきた就労サポートOne 代表理事 平澤 和子氏
(障がいのある方の職業訓練、就職活動・職場定着支援活動)
令和2年度「心はればれゲートキーパー養成講座」実施報告
当実行委員会では、県の委託事業として令和2年度も「心はればれゲートキーパー養成講座」を開催いたしました。

「ゲートキーパー」とは、
□ 家族、友人、近隣の知り合い、職場の同僚・仲間など、身近な人の変化や悩みに気づき、声をかけてみて、必要な支援につなげていく役割をもちます。
□ 特別な資格は必要なく、身近な人を見守るボランティアです。
受講者には支援につかうための「ゲートキーパーカード」と「ゲートキーパーリング」をお渡しして活動のツールとしています。
令和2年度 開催実績
令和2年10月14日〜令和3年2月10日までの期間に計17回開催
うち、県内7保健所管内にて各1回ずつ、計7回の開催で138名が受講
出前講座の要望があった市町村・民間団体・企業等で計10回開催、442名が受講
全17回の開催で、580名の方が本講座を受講されました。
出前講座では、秋田大学医学部医学科3年生を対象に、社会医学実習の一環として「心はればれゲートキーパー養成講座」を行いました。「Zoom」を用いたオンラインでの講義を実施し、当実行委員会にとっても新しい試みとなりました。また昨年に引き続き、秋田県立秋田北鷹高等学校でも、自殺対策について研究している生徒さんたちに向けて講座を実施いたしました。
他、市町村職員を対象とした講座の実施(北秋田市、大潟村、潟上市、男鹿市にて開催)
企業からは、平鹿自動車学校 様からご依頼を受け、職員の皆さまが本講座受講してくださいました。

※出前講座ではご要望いただいた市町村・民間団体・企業等へお伺いして、講座を開催いたします。
   関心のある方はぜひ一度、お問い合わせください。
※「Zoom」を用いたオンラインでの講座開催も可能ですので、ご相談ください。

お互いに助け合える、誰もが安心して暮らせる地域を目指して、
「心はればれゲートキーパー養成講座」について学び、行動してみませんか。
今年度も開催日が決まりましたら、新聞・チラシ等でご案内申し上げます。
令和2年度「自殺予防街頭キャンペーン」について
例年、以下の期間に合わせて開催している、自殺予防街頭キャンペーンですが、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、「秋田魁新聞への啓発記事掲載」という形に替えさせていただきました。

・9月1日「世界保健機関(WHO)が定めた世界自殺予防デー(9月10日)
国内の9月10日〜16日までの自殺予防週間

・自殺予防運動の日として国が「健康日本21」に定めた「いのちの日」(12月1日)

・「秋田県いのちの日」(平成22年秋田ふきのとう県民運動設立時に、3月1日を『ミンナノイノチ』と決めました。)

「コロナ禍と向き合う医療関係者新春フォーラム」を行いました
主催:秋田ふきのとう県民運動実行委員会 共催:秋田・こころのネットワーク
日付:令和3年1月23日(土) 場所:秋田県生涯学習センター 3階講堂
秋田・こころのネットワークと共催し、医療関係者の皆様を講師に迎え、フォーラムを開催いたしました。秋田ふきのとう県民運動実行委員会 会長 佐藤 久男、秋田・こころのネットワーク会長 三浦 幹也 氏による開会挨拶から始まり、基調講演、パネルディスカッションを行いました。
<基調講演>
(1)「新型コロナウイルス感染症の現状と対応」
講師:朝倉 健一 氏
一般社団法人秋田県医師会 理事、由利組合総合病院 医療顧問
(2)「コロナ不安・うつと自殺」
講師:稲村  茂 氏
一般社団法人秋田県医師会 うつ病対策・自殺予防対策委員会 委員長
メンタルクリニック秋田駅前 院長

<パネルディスカッション>
テーマ:「コロナ禍と向き合う」
コーディネーター:稲村  茂 氏
アドバイザー:朝倉 健一 氏
対 談 者: 鳥海 良寛 氏(一般社団法人秋田県薬剤師会 秋田中央支部 幹事)
       小塚  浩 氏(地方独立行政法人秋田県立病院機構 看護師)

皆さま、新型コロナウイルスに関する専門的なお話を分かりやすくお話してくださり、それぞれの活動を踏まえて、現在どのような課題があるか、今後どういった動きが想定されるかなど、多面的にディスカッションが行われました。
その後、会場からの質疑応答に移り、今後の自殺予防の取り組みについて、考えることのできる時間となりました。
「令和2年度 秋田ふきのとう県民運動大会」を行いました。
日付:令和2年11月21日(土) 場所:秋田市文化会館 5階 大会議室
 第11回目となる、秋田ふきのとう県民運動大会を開催し、約110名の方にご参加いただきました。
 はじめに、開会の言葉を秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 佐藤 寿美 より申し上げ、続いて当実行委員会 会長 佐藤 久男 より、開会の挨拶を申し上げました。
 ご来賓には、秋田県副知事 堀井 啓一 様、秋田市保健所 所長 伊藤 善信 様、秋田県議会自殺予防対策議員連盟会長 近藤 健一郎 様 にお越しいただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
 その後は基調講演に移り、「新型コロナ感染症流行下の自殺対策」のテーマで、厚生労働大臣指定法人 いのち支える自殺対策推進センター センター長 本橋 豊 氏より、ご講演をいただきました。
 その後、「コロナ禍と向き合う秋田モデルのこれから」というテーマで、以下の方々による対談を行いました。
コーディネーター:当実行委員会 会長 佐藤 久男
パ ネ リ ス ト :秋田県健康福祉部 社会福祉監 須田 広悦 氏
秋田大学大学院 医学系研究科 公衆衛生学講座 教授 野村 恭子 氏
メンタルクリニック秋田駅前 院長 稲村 茂 氏
アドバイザー:いのち支える自殺対策推進センター センター長 本橋 豊 氏
 最後に秋田ふきのとう県民運動実行委員会 会長代行 袴田 俊英 より、閉会の挨拶を申し上げ、全プログラムを終了いたしました。
「新型コロナウイルス対応に学ぶ地域民間協働フォーラム」を行いました。
共催:秋田ふきのとう県民運動実行委員会/秋田・こころのネットワーク
日付:令和2年9月16日(水) 場所:秋田県生涯学習センター 3階講堂
 本年度は、秋田・こころのネットワークと共催し、新型コロナウイルス流行下での自殺予防対策について、フォーラムを開催いたしました。
 秋田ふきのとう県民運動実行委員会 会長 佐藤 久男、秋田・こころのネットワーク会長 三浦 幹也 氏の開会挨拶から始まり、次に、基調対談を行いました。
 テーマを「新型コロナウイルス感染による経済波及」とし、NPO法人秋田移住定住総合支援センター 理事長 荒谷 紘毅 氏と、当実行委員会 会長 佐藤 久男が対談をいたしました。
 続いて、「新型コロナ禍と民間団体の役割」というテーマでパネルディスカッションを行いました。社会福祉法人 秋田市社会福祉協議会 会長 黒崎 義雄 氏、秋田・こころのネットワーク 事務局長 渡部 誠 氏、秋田・こころのネットワーク 副会長 菅原 恵代子 氏をパネリストに迎え、コーディネーターは、当実行委員会 会長代行 袴田 俊英 が務めました。
新型コロナウイルス流行下での、経済的支援について、地域でどのように活動をしているかなど、貴重なお話をいただきました。
秋田ふきのとう県民運動実行委員会 総会を行いました。
日付:令和2年7月4日(土) 場所:秋田文化会館 5階 第7会議室
 佐藤久男会長の開会挨拶から始まり、秋田県健康福祉部 保健・疾病対策課 課長である三浦 敦子様からもご挨拶をいただきました。
 議題に入り、令和元年度事業及び決算報告に続いて、令和2年度活動方針案・収支予算案、令和2年度役員の改選について説明し、それぞれ可決承認されました。
 議案終了後、研修講座として、秋田県健康福祉部 保健・疾病対策課 課長 三浦 敦子様より、「秋田県の新型コロナ感染症防止と秋田県自殺対策の取組」というテーマでお話いただきました。新型コロナウイルスについて県内での状況を踏まえ、今後必要となってくる自殺対策についてもご説明いただきました。
 続いて、秋田大学大学院公衆衛生学講座 助教 ロザリン・ヨン先生から、「新型コロナ自殺相談事業機能強化」というテーマでお話をいただきました。
 これまでのデータや社会的、文化的背景にも触れながら、今までの自殺対策を振り返り、さらに今後、新型コロナウイルス流行下で必要となってくる対策について、お話していただきました。
以上の内容の議案、研修をもって令和2年度総会を終了いたしました。
令和元年度「心はればれゲートキーパー養成講座」実施報告
当実行委員会では、県の委託事業として令和元年度も「心はればれゲートキーパー養成講座」を開催いたしました。

「ゲートキーパー」とは、
□ 家族、友人、近隣の知り合い、職場の同僚・仲間など、身近な人の変化や悩みに気づき、声をかけてみて、必要な支援につなげていく役割をもつものです。
□ 特別な資格は必要なく、身近な人を見守るボランティアです。
受講者には支援につかうための「ゲートキーパーカード」と「ゲートキーパーリング」をお渡しして活動のツールとしています。

■ 令和元年度 開催実績 ■
令和元年10月8日〜令和2年2月19日までの期間に計17回開催
うち、県内9保健所管内にて各1回ずつ計9回の開催で281名が受講
出前講座の要望があった市町村・民間団体・企業等で計8回開催、365名が受講
全17回の開催で、646名の方が本講座を受講されました。
  
出前講座では、市町村職員を対象とした講座(北秋田市、潟上市、大潟村、秋田市にて開催)や、
大館市シルバー人材センターとの共催で講座を行うことができました。
また、秋田県立秋田北鷹高等学校でも、自殺対策について研究している生徒さんたち(2年生)に向けて講座を実施いたしました。県内高校生の心はればれゲートキーパー養成講座受講は初めてです。
 今後も幅広い年代にゲートキーパー、自殺予防の活動が浸透していくよう活動を推進して参ります。
※ 出前講座ではご要望いただいた市町村・民間団体・企業等へお伺いして、講座を開催いたします。
 関心のある方はぜひ一度、お問い合わせください。

お互いに助け合える、誰もが安心して暮らせる地域を目指して、
「心はればれゲートキーパー養成講座」について学び、行動してみませんか。
今年度も開催日が決まりましたら、新聞・チラシ等でご案内申し上げます。

「令和元年度 秋田ふきのとう県民運動大会」を行いました。
日付:令和元年11月20日(水) 場所:秋田県生涯学習センター 3階 講堂
第10回目となる、秋田ふきのとう県民運動大会を開催し、約140名の方にご参加いただきました。
開会の言葉を秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 高橋清好氏よりいただき、続いて当実行委員会 会長 佐藤久男より、開会の挨拶を申し上げました。
ご来賓には、秋田県副知事 堀井啓一様、秋田市保健所 所長 伊藤千鶴様、秋田県議会自殺予防対策議員連盟会長 近藤健一郎様 にお越しいただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
その後、ダイドードリンコ株式会社様の表彰式へと移りました。平成24年からダイドードリンコ株式会社様のご協力のもと、県民運動用の自動販売機を県内各所に設置いただいております。自動販売機を設置してくださっているオーナー様とダイドードリンコ様から、自動販売機売上収益の一部を当実行委員会へ寄付いただき、当実行委員会の活動推進に大きく貢献されていることから、ダイドードリンコ株式会社 東北第一支店 支店長 竹本正紀様をお招きして、表彰を行いました
 続いて、地域自殺予防団体からの活動事例紹介を、一般社団法人 日本産業カウンセラー協会東北支部 地区活動部 秋田県運営部 小西協平様、よこて和生の会 会長 小池田和子様より、いただきました。
 基調講演として、NPO法人 自殺対策支援センターライフリンク 代表 清水康之様を講師にお招きして、「自殺対策のこれまでと今後の展望」という題でお話いただきました。
 その後、『「秋田モデル」と地域づくり』というテーマで対談を行いました。コーディネーターは当実行委員会 会長 佐藤久男が務め、パネリストにはメンタルクリニック秋田駅前 院長 稲村茂氏、当実行委員会 副会長 小坂和子氏、当実行委員会 会長代行 袴田俊英氏、NPO法人 自殺対策支援センターライフリンク 代表 清水康之氏 の計5名で、これからの自殺予防と地域づくりについてお話をしていただきました。
 最後に秋田ふきのとう県民運動実行委員会 副会長 小坂和子氏 より、閉会の挨拶を申し上げ、全プログラムを終了いたしました。
「自殺予防街頭キャンペーン」を行いました。
日付:令和元年11月16日(土) 場所:CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)
 自殺予防運動の日として国が「健康日本21」に定めた「いのちの日」(12月1日)に合わせて毎年行っている12月の街頭キャンペーンですが、今回は秋田ノーザンハピネッツ株式会社様のご理解とご協力のもと、「CNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)」にて実施いたしました。秋田県、秋田市の職員の皆さま、秋田ふきのとう県民運動役員の皆さまにも参加いただき、当日、試合が始まる前までの14:45〜18:00まで、2階のサブアリーナと1階の入場口にて、試合会場へいらした皆さまに、「ふきのとうホットライン相談窓口一覧」、「秋田市保健所つなぐ相談窓口一覧」、「いのちの総合相談会」などの各種相談に関するチラシ、県の自殺予防広報パンフレット、自殺予防PR用ティッシュなどを手渡して、情報の提供と自殺予防への協力を呼び掛けました。秋田駅前以外での街頭キャンペーン実施は初めての試みでしたが、幅広い世代の方々に周知することができたかと思います。
このほか県内各地において年末にかけ、各市町村・保健所主催のほか自殺予防団体主催による街頭キャンペーンや相談会などが実施されます。
「第2回 令和元年度 官民協働フォーラム」を行いました。
日付:令和元年9月21日(土) 場所:秋田市文化会館 第7会議室

佐藤久男会長の開会挨拶から始まり、まずはNPO法人蜘蛛の糸の事務局長、渡部 誠氏より、「秋田県市町村自殺対策計画より見えてくるもの 〜官・学・民の有機的な連携を目指して〜」というテーマでお話をいただきました。
次に、秋田県健康福祉部保健・疾病対策課 調整・自殺対策・母子保健班 班長であります、小関 裕紀様より、「秋田県の自殺予防対策について」統計データを基にしながら今後の秋田県が目指す対策についてご説明いただきました。
その後パネルディスカッションとして、佐藤会長をコーディネーターに、当実行委員会に新しく加わってくださった皆さまから活動報告を行っていただきました。下記にご紹介いたします。(当日発表順)

・『傾聴ボランティア「一休さん」』 事務局  神代 ちなみ 様
・『傾聴の会・ひとやすみ』 会 長 清水  勇悦 様
・『メンタル「ハートおが」』 会 長 眞野  ミチ 様
・『NPO法人コミファ・依存症家族の会』 理事長 永野  幸子 様
・『NPO法人セーフティネット 秋田つなぎ隊』 理事長 堀井  明美 様
・『仙北市傾聴ボランティア えくぼの会』 会 長 茂木  正道 様
・『よこて 和生の会(ななのかい)』 会 長 小池田  和子 様

また、心といのちを考える会 会長の袴田 俊英様、秋田・こころのネットワーク会長 小坂 和子様からもコメントをいただきました。
令和元年9月10日(火):秋田県自殺予防街頭キャンペーンを開催しました。
世界保健機関(WHO)が定めた世界自殺予防デー(9月10日)と、国内の10日〜16日までの自殺予防週間に合わせ、自殺予防を呼び掛ける街頭キャンペーンを10日、JR秋田駅東西連絡自由通路<ぽぽろーど>で、朝の7時台に実施しました。
今回は、佐竹秋田県知事、秋田市鎌田副市長、佐藤光JR秋田駅長はじめ、「秋田県議会自殺予防対策議員連盟」の議員および「秋田市自殺対策を考える議員の会」の議員、県・秋田市職員、JR秋田駅職員、ボランティア、民間団体の約67人以上の方が参加されました。「ふきのとうホットライン相談窓口一覧」、「総合相談会」など、自殺予防に関するパンフレット、相談会チラシ、PR用ティッシュなど2,000人の通行客に手渡して、県民の一人の「いのち」は県民みんなの「いのち」です「あなたの一言が大切な人の命を守ります」と自殺予防への協力を呼びかけました。
 このほか、9月は県内各市町村・保健所はじめ自殺予防団体主催による自殺予防街頭キャンペーンや相談会などが実施されます。
秋田ふきのとう県民運動実行委員会 総会を行いました。
日付:令和元年7月20日(土) 場所:秋田県生涯学習センター 3階 講堂
佐藤久男会長の開会挨拶から始まり、秋田県健康福祉部 保健・疾病対策課 課長である三浦 敦子様からもご挨拶をいただきました。
議題に入り、平成30年度事業及び決算報告に続いて、令和元年度活動方針案・収支予算案を説明し、それぞれ可決承認されました。その後、6月22日に行われた官民協働フォーラムについて、袴田俊英会長代行よりご報告をいただきました。
議案終了後、研修講座として、秋田県健康福祉部 社会福祉監 須田広悦氏より、「秋田県の自殺防止対策について〜自殺予防のこれまでとこれから〜」というテーマでご講演いただきました。これまでのデータや社会的背景にも触れながら今までの自殺対策を振り返り、さらに今後必要となってくる対策について、お話していただきました。
以上の内容の議案、研修をもって令和元年度総会を終了いたしました。
「生きることの包括的支援フォーラム」を開催しました
日付:令和元年6月22日(土) 会場:秋田JAビル8階 大会議室
自殺対策基本法が制定されてから10年が経過しました。この間に日本の自殺者数は「3万人時代」に決別して「2万人台」と大幅に減少いたしました。  
秋田県の自殺者数も519人から昨年は200人近くまで減少しております。この間に「県民のいのちを守る」知見と経験が重なりました。ときあたかも自殺対策基本法と自殺対策総合大綱が改正され、令和元年は自殺防止対策新時代を迎えることになります。
今年になって県内自殺者数の急増があり、今後の自殺対策の進め方について緊急「生きることの包括的支援フォーラム」を開催いたしました。冒頭に佐藤久男会長が「昨年の自殺率が全国ワーストでなくなったとはいえ、自殺者は依然として多く地域全体で防止に向けて取り組む必要がある」と挨拶されました。
県保健・疾病対策課の小関裕紀班長からは県内の現状について説明があり、「今年5月末までの自殺者数は昨年同期比16人増の92人で中でも80代が約6割増加しており、今まで以上に高齢者へのきめ細やかな対応が必要だ」と強調されました。
続いて、「令和新時代の生きる支援と民間団体の果たすべき役割」と題しコーディネーターは袴田俊英(ふきのとう県民運動会長代行)、登壇者として佐藤久男(ふきのとう県民運動会長)、稲村 茂(メンタルクリニック秋田駅前 院長)、小坂和子(秋田・こころのネットワーク会長)、高橋清好(社会福祉法人秋田県社会福祉協議会常務理事)が、それぞれ民間の立場での自殺防止対策を提言されました。